天体ギャラリー

冬の星座 オリオン座

 オリオン座。全天88星座の中でも非常に見つけやすい星座の一つ。左上の「ベテルギウス」と右下の「リゲル」と2つの一等星を持ち、他にも明るい二等星が多い。
 「ベテルギウス」は、おおいぬ座の「シリウス」、こいぬ座の「プロキオン」とともに「冬の大三角」を作る。
 また、「リゲル」は、おおいぬ座の「シリウス」、こいぬ座の「プロキオン」、ふたご座の「ポルックス」、ぎょしゃ座の「カペラ」、おうし座の「アルデバラン」とともに「冬のダイヤモンド」を形作る。
 中ほどの3つ並んだ星々は「三ツ星」と呼ばれ、オリオン座のみならず、冬の星座を見つける時の目印となる。
 三ツ星の下には明るい散光星雲「M42 オリオン大星雲」「M43」があり、暗めの空であれば、肉眼でもぼんやりとしたその姿を確認できる。また三ツ星の左には散光星雲「M78」がある。こちらは、知名度は高いが、肉眼では見ることが出来ない。
 他にも「バーナードループ」や「エンゼルフィッシュ」といった散光星雲、「馬頭星雲」のような暗黒星雲などがある。

線なし

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