北海道立名寄高等学校の教諭であった故木原秀雄氏が、私財により開設した天文台。
1911年12月
東京にて誕生
1933年3月
旭川師範本科二部卒業
1933年4月
比布村の小学校(後の蘭留尋常小学校)にて教員生活に入る
1940年4月
名寄尋常高等小学校(現 名寄市立名寄小学校)へ赴任
1942年7月
旧制名寄中学校(現 北海道名寄高等学校)へ赴任
1943年2月
名寄での皆既日食観測に成功
1992年3月1日に故木原秀雄氏から名寄市に寄贈された天文台。
1993年4月
名寄市立木原天文台に専門技師を配置
1993年9月
小惑星「Kihara(木原)」が命名される。(国際天文学連合・小惑星センター)
1996年4月
移動天文台車「ポラリス号」導入
1997年11月
佐野技師が、やまねこ座の銀河UGC 4107に超新星1997efを発見(北海道初国内8人目)
2001年3月
木原天文台で最大級の低緯度オーロラの撮影に成功する
2001年5月
特異小惑星インターネットライブ中継に成功する
2001年8月
小惑星「Sano(佐野)」が命名される。(国際天文学連合・小惑星センター)
2004年5月
北海道大学との共同による金星探査機「あかつき(PLANET-C)」に搭載するフィルタのテストに成功する
2005年10月
「なよろ健康の森」にて星まつりが開催され新天文台建設の機運が高まる
2005年11月
ライオンズクラブより50周年記念事業として移動天文台車「ポラリス2号」が寄贈される(国内最大級移動式望遠鏡となる)
2005年12月
北海道大学と名寄市が研究による相互協定を締結する
2006年8月
北海道大学から木原天文台の望遠鏡を遠隔操作し、木星の観測に成功する
2007年6月
超高層大気におけるリチウム噴射ロケット実験の地上観測練習を名寄で実施する
2008年11月
名寄市新天文台建設開始
2010年3月
名寄市立木原天文台閉台
2010年4月
なよろ市立天文台「きたすばる」開台
所在地を道立サンピラーパーク内の星見の丘に移し、2010年に開台。
2010年4月
なよろ市立天文台「きたすばる」開台
2010年4月
天文台公式twitterアカウントを開設
2010年7月
第1回星★まつりが開催される
2010年12月
月刊きたすばる発刊
2010年12月
北海道大学 1.6m大型望遠鏡「ピリカ望遠鏡」が設置される
2011年4月
なよろ市立天文台「きたすばる」グランドオープン
2011年10月
第1回小学生による小惑星発見プロジェクトが開催される
2012年4月
インターネットTV きたすばるどっとこむが開局
2012年6月
金星の太陽面通過の観測に成功する
2012年7月
福島県南相馬市にて「ポラリス2号」で出張観望会を行う
2013年7月
天文台の累計入館者数が5万人を超える
2014年2月
国立天文台石垣島天文台と交流協定を締結する
2015年7月
台北市天文科学教育館(台湾)と交流協定を締結する
2017年7月
天文台の累計入館者数が10万人を超える
2018年10月
鳥取県鳥取市の「さじアストロパーク」から「宇宙メダカ」が贈呈される
2020年2月
天文台公式Facebookページを開設
2020年4月
天文台のロゴマークが決定・発表される
2020年10月
天文台の10周年記念講演会として本間希樹 国立天文台水沢VLBI観測所 所長の講演会が開催される。
2020年11月
天文台の10周年記念事業の一環として名寄産業高校の生徒たちによる「旧・木原天文台」の模型が完成し、寄贈を受ける。