おうし座にある散開星団で日本では古くから「すばる」の名前で親しまれています。
清少納言が枕草子の中で
”星はすばる 彦星 夕づつ よばひ星すこしをかし 尾たになからましかばまいて”
現代訳「星と言えばすばる、彦星、金星、流れ星も趣があるけど尾がなければなおいいね」
と記しており、星と言ったらまずは「すばる」であると言われるほど親しまれていた天体です。
誕生してから数千万年ほどの若い星の集まりで、視力が良ければ肉眼で5,6個の星の集まりとして見えます。
位 置 RA 03:46.9 Dec +24:07 (J2000.0)
距 離 410光年
等級(V) 1.6