天体ギャラリー

アステリズム 北斗七星

 北斗七星は、よく知られた星の並びではあるが、有名であるがゆえに星座だと思われやすい。実際には「おおぐま座」の一部で、おしりからしっぽにあたる部分である。
「β星メラク」と「α星ドゥべ」を結んで5倍伸ばすと北極星にあたることから、北極星探しにも使われる。北の地域では1年中沈むことがなく、皆、周極星となり、一番地面に近いところを通る際は「下方通過」などと言われる。
 ミザールとアルコルは視力がある程度ある人だと肉眼でも二重星として認識できるが、望遠鏡で見るとミザールだけでも二重星であることが分かる。
 北斗七星はその名から言えば「ひしゃく」を意味しているが、世界中では荷車など見方は様々である。

線なし

線あり