今回は名寄で見られるものとしては、2015年4月以来、3年ぶりの皆既月食(いつもの満月が数時間のうちに全て欠けて赤銅色となり、また普通の満月に戻る)となります。皆既食が1時間17分と長い間続きます。また、多くの方にとって比較的観察しやすい時刻に起こる月食です。
観望会の間、天文台1階のレクチャールームでは、なよろ市立天文台と協定を結んでいる、台北市天文科学教育館(台湾)からの皆既月食の中継を放映する予定ですので、もし名寄の天候が悪い場合でも皆既月食をご覧いただけます。(協定についてはこちらをご覧ください。)
国立天文台による、 「皆既月食を観察しよう 2018」キャンペーンがおこなわれます。皆既月食を観察して結果を報告してみましょう。
・通常は20時閉館ですが観望会開催中は24時30分まで臨時開館いたします。
・大雪などの天候の回復が見込めない場合は21時30分までの開館となります。
当日直接天文台においで下さい。参加費は観覧料のみです。
晴れていれば、月食の様子をYouTubeにて配信する予定です。
時刻 | 高度 | |
月の出 | 16時16分 | 0度 |
半影食開始 | 19時49分 | 34.7度 |
食の開始 | 20時48分 | 44.4度 |
皆既開始 | 21時52分 | 53.7度 |
皆既最大 | 22時30分 | 58.1度 |
皆既終了 | 23時09分 | 61.0度 |
食の終了 | 24時12分(2月1日 0時12分) | 61.5度 |
半影食終了 | 25時11分(2月1日 1時11分) | 56.9度 |
次に名寄で皆既月食が見られるのは2021年5月26日となります。食の開始が月の出の前なので、月が欠けた状態で昇ってきます。見やすい時間帯ですが、皆既の継続時間は短めです。
(月の出18時50分 食の開始18時44分 皆既開始20時09分 皆既時間19分)
当日の19時30分から(開場19時00分)「New Year Planetarium Live」を開催します。(ライブは無料 限定50名まで)
詳しくはこちらをご覧ください。