プラネタリウムを使って星空を解説できるようになることを目的としたプラネタリアン養成講座を開催します。この講座は定員10名の申込制ですが、22日(水曜日)14時00分から17時00分開催の「天文学の基礎」についての座学は市民開放講座となりますので、申し込み不要で一般のお客様もお聞きいただけます。
※ 本講座開催のため、23日(水曜日)14時00分からのプラネタリウム投影は行いません。
現在、日本国内には300館ものプラネタリウムがあり、日々宇宙や星空の話が行われています。学校のプラネタリウムやモバイルプラネタリウムを含めるともっと多くのプラネタリウムがあります。そこで解説や関連する仕事に従事する人々をプラネタリアンと呼んでいます。単なる星空の案内人ではなく科学の伝道者でもあります。プラネタリウムでは日々星空の解説が行われています。季節の星空に親しみ、その奥にある宇宙の神秘を自らの言葉で語ることができるようになることを目的とします。星空に親しむこと、天文学の基礎、現代の宇宙科学が明らかにした宇宙像、機器の操作・話し方、解説実習を行い、実際に観客の前で星空や宇宙が語れるようになることを目的とします。
名寄市字日進157番地1 道立サンピラーパーク内 なよろ市立天文台
主催:なよろ市立天文台
協力:きたすばるどっとこむ、株式会社リブラ、株式会社アストロアーツ
基本的に全日程参加となります
開会式、自己紹介
プラネタリウムの使命と歴史
プラネタリウムとは何か、現実の姿、業界の状況、世界の動向
天文学の基礎1(自信をもって解説するために)
太陽系の構造、宇宙の構造、その歴史的背景
天文学の基礎2(自信をもって解説するために)
星の動きと天文学の発展
天文学の基礎3(自信をもって解説するために)
天体写真-解説で用いる写真はどのように撮られたのか?
プラネタリウム(解説の要素)
デジタル、アナログ、恒星(明るさ)、画像、全天動画
音響(マイク、アンプ、スピーカー)、照明
食事、自由時間
天体観測実習
星の探し方、望遠鏡の扱いかた、赤道儀の操作
模範投影
終了
天文暦の読み方(自信をもって解説するために)
投影案の作成、テーマ、対象、目的など
シナリオ作成
構成、プロット、言い方の工夫など
実技
マイク、ポインター、日周、年周、緯度、歳差、画像、Script、全天スライド
食事、休憩
投影実技①
投影実技②
シナリオ修正
修正案検討
食事、自由時間
天体観測実習
星の探し方、望遠鏡の扱いかた、赤道後の操作
終了
発表会 (全員) 10名 (一人15分)
講評、修了証授与
食事、解散
宿泊については、各自で対応をお願いいたします。
名寄市内の宿泊施設からの送迎はいたします。
なよろ市立天文台までのアクセスはこちらをご覧ください。
2月19日(日曜日)必着 ※締め切り日は厳守して下さい。定員(10名)になり次第締め切ります。
参加費は無料です。
下記の申し込み書に必要事項を明記の上、なよろ市立天文台までファックス・郵送・メールのいずれかでお申込みください。
申し込み書ダウンロード:Microsoft Word(DOC)PDF
〒096-0066 北海道名寄市字日進157番地1 なよろ市立天文台
Tel 01654-2-3956 Fax 01654-2-0267
E-mail planetarian(at)nayoro-star.jp(atを@に変換してください)