今回は名寄で見られるものとしては、2014年10月以来、半年ぶりの皆既月食(いつもの満月が数時間のうちに全て欠けて赤銅食となり、また普通の満月に戻る)となります。土曜日の夜の現象ですので、非常に条件がよく見ることができます。
なんだか、こう書くと「月食ってしょっちゅうあるんじゃ・・・」と思われそうですが、次に名寄で見られるのは2018年ですので、当分見られません。
また、今回の月食の皆既時間は約10分間と短いものになっています。この機会を逃さないようにしましょう。
当日直接天文台においで下さい。参加費は観覧料のみです。
インターネット配信を行う予定です。(Ust配信はこちら)
時刻 | 高度 | |
月の出 | 17時48分 | 0° |
半影食開始 | 17時58分 | 1.3° |
食の開始 | 19時15分 | 13.8° |
皆既始め | 20時55分 | 28.2° |
皆既最大 | 21時00分 | 28.8° |
皆既終了 | 21時06分 | 29.5° |
食の終了 | 22時45分 | 38.1° |
半影食終了 | 24時01分 | 39.0° |
次に名寄で皆既月食が見られるのは2018年1月31日となります。夜中で、真冬の名寄という、非常に見るのが厳しい条件です。(欠け始め20時48分、皆既始め21時52分、皆既時間1時間17分)
なお、部分月食は2017年の8月8日の朝方に見られます。