(11月29日追加)観望会は行います。 いよいよ、今年最大の天文イベントと言われてきた「アイソン彗星」がやってきます。彗星はよく中心部が「汚れた雪だるま」と表現されますが、塵と氷が混じった核が太陽に近づくにつれ、その熱などで、尾を出すようになります。 (11月29日追加) 当日直接天文台においで下さい。参加費は観覧料のみです。 彗星の明るさ自体は7日・8日の方が明るいですが、14日・15日の方が長い時間見ることができます。(このページ下の薄明開始時間等を参照)。観望会中は4時30分ぐらいから6時ぐらいまで、東の空に双眼鏡などで見られるかと思います。(うまく明るくなってくれればそのまま肉眼でも・・・)
観望会について
アイソン彗星の場合は11月29日、太陽に最も近づき、その後離れて行きますが、その過程で明るくなり長い尾を出すことが期待されています。
ただし、彗星がどれぐらい明るくなるか、どれぐらいの尾を引いてくれるかは実際に来てみないとほとんどわかりません。期待通りの大彗星になってくれることを祈って、待ちましょう。
なよろ市立天文台では7日・8日・14日・15日の朝に観望会を開きますが、4時30分頃から6時くらいまでのわずかな時間のみの観望となります。是非、お越しくださいませ。
なお、このアイソン彗星についての天文教室を開催いたします。併せてお越しくださいませ。詳しくはこちら。
11月29日、アイソン彗星は太陽に一番近く近づきましたが、近づきすぎた結果、崩壊を起こしたようで、明るく見えるのは難しいとの見解が複数の研究機関より出されています。
残念ながら、アイソン彗星を今世紀最大級で見ることは出来なさそうですが、この時期の空にはアイソン彗星だけでなく「ラブジョイ彗星」もあります。こちらも一般的には明るいとされる彗星です。この機会に是非見てみませんか?日時
場所
注意事項
12月中の5時でのラブジョイ彗星の位置
12月上旬の5時でのラブジョイ彗星の位置
名寄での見え方
12月中の星空に対するアイソン彗星の位置
12月上旬の5時30分でのアイソン彗星の位置
12月上旬の名寄での薄明開始時刻・アイソン彗星出没時刻・アイソン彗星が10度に達する時刻・日の出時刻
薄明開始
アイソン彗星出没
アイソン彗星10度
日の出
12月 4日
5時05分
5時24分
6時27分
6時46分
12月 5日
5時06分
5時12分
6時14分
6時47分
12月 6日
5時06分
5時00分
6時01分
6時48分
12月 7日
5時07分
4時48分
5時49分
6時49分
12月 8日
5時08分
4時36分
5時37分
6時50分
12月 9日
5時09分
4時25分
5時25分
6時51分
12月10日
5時10分
4時12分
5時12分
6時52分
12月11日
5時11分
4時00分
5時00分
6時53分
12月12日
5時11分
3時48分
4時48分
6時54分
12月13日
5時12分
3時35分
4時35分
6時55分
12月14日
5時13分
3時21分
4時22分
6時56分
12月15日
5時14分
3時07分
4時09分
6時56分
より詳しく知りたい方は・・・