インターネット回線を利用して、すばる望遠鏡のある「国立天文台ハワイ観測所」から「名寄市(きたすばる)」・「東京都杉並区(科学館)」を三元中継で繋ぎ、ハワイ観測所の講師から宇宙の最新情報を直接聞くことができます。
1995年に太陽系以外にも惑星(系外惑星)があることが知られてから、次々にそうした惑星が見つかってきました。今では候補天体が約3,300天体、このうち性質がある程度明らかになってきたものが(10月2日現在で)992天体にものぼっています。重いものから見つかっているため、まだ第2の地球は確定していません。どれも冬の名寄よりずっと寒いところか、真夏の東京よりかなり暑いところにあります。そのような系外惑星研究の最近の動向をご紹介するとともに、惑星系の出来方についても皆さんといっしょに考えていきたいと思います。惑星ができるときには、彗星もたくさんできているので、アイソン彗星の生まれ方、育ち方についても想像できることがあるのでは?
国立天文台ハワイ観測所 林 左絵子 准教授
なよろ市立天文台「きたすばる」レクチャールーム
一般の方
無料、約100名(プラネタリウム見学・望遠鏡見学は観覧料が必要となります)