天文イベント情報

木原秀雄氏 没後20周年記念展

日時

場所

天文台展示ホール 観覧無料

注意事項

  • ・会場内の遊具等の利用は危険ですのでご遠慮願います。

記念展について

 今の「なよろ市立天文台 きたすばる」、そして名寄の天文学の礎を築いた木原秀雄氏。今年は氏が亡くなられてからちょうど20年にあたります。
 木原秀雄氏は、明治44年12月17日に東京に生まれ、大正7年、名寄市に移り住みました。
 昭和8年蘭留小学校(和寒町)に着任、その後昭和15年に名寄小学校(現・北海道立名寄高等学校)に赴任、以後名寄に永住することになりました。
 この期間、昭和17年に自作で望遠鏡を作成、昭和18年の名寄での皆既日食、昭和23年の礼文島での金環日食のに成功し、また、一方で長く太陽表面の観測を行い続けました。
 昭和48年には退職金をつぎ込み、私設木原天文台を開台。亡くなる前年の平成4年に名寄市へ寄贈するまで、市民の方々に開放し、より広い天文普及活動を続けました。
 今回の記念展では、没後20周年を機に、日ごろは公開していない氏の功績を示す様々な所蔵品(天体写真、観測記録(太陽面観測や蝶型図、当時の新聞等)を展示いたします。氏の天文活動に対する思いを感じていただき、その足跡を訪ねてみてください。