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「シン・天文講座」とは...専門家による一歩進んだ天文学を、世話人(ファシリテーター)と一緒に学べる新しいスタイルの天文講座です。より深く学べるようにファシリテーターがお手伝いします。
遠くの銀河を観測すればするほど、それは過去の宇宙の銀河の姿を観ていることになります。宇宙は138億年前のビッグバンによって誕生しましたが、すばる望遠鏡をはじめとする現代の巨大望遠鏡は130億年前の銀河も発見できるすごい能力を持っています。本講座では宇宙初期にある銀河の最新の研究成果について学べます。
但木 謙一 氏(北海学園大学教授)
〈ファシリテーター:内藤博之(なよろ市立天文台)〉
北海道札幌市出身。2013年、東京大学大学院理学系研究科天文学専攻博士課程修了。博士(理学)。マックス・プランク地球外物理学研究所(ドイツ)、国立天文台などを経て現職。銀河の観測的研究がご専門で、ドイツではラインハルト・ゲンツェル氏(2020年ノーベル物理学賞受賞)と共に研究を推進。すばる望遠鏡・アルマ望遠鏡という、国立天文台の「二大」望遠鏡やAI(人工知能)を駆使して遠方銀河の謎に迫っている。「124億光年かなたで暴走するモンスター銀河」の観測成果は英国科学雑誌『ネイチャー(2018年)』に掲載されるなど、世界の第一線で活躍中。
なよろ市立天文台(レクチャールーム)
どなたでも(小学校4年生以上おすすめ)
無料
不要(直接会場までお越しください)
当日会場までお越しいただけない方向けに、オンライン(YouTube)によるライブ配信を実施します。オンライン視聴は事前登録制(定員30名)です。
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なよろ市立天文台・プラネタリウム 100周年記念事業実行委員会・国立天文台ハワイ観測所