イベント
2024年10月16日から20日まで「紫金山・アトラス彗星観望会」を開催しました。
紫金山・アトラス彗星は、2023年1月に発見された彗星です。以前から明るくなる可能性があるといわれていましたが、今年10月中旬の夕方の西空に、見事な姿を現しました。
期間中の晴天に恵まれた夜には、尾を引く彗星の姿を望遠鏡や双眼鏡、インターネット配信で楽しんでいただくことができました。
紫金山・アトラス彗星の写真やタイムラプスについてはこちらの 「天体ギャラリー 紫金山・アトラス彗星(C/2023A3)」 のページから。
2023年に発見された「紫金山・アトラス彗星」が10月中旬の夕方の西の空に明るく見えると予想されています。観望会では望遠鏡と双眼鏡を使って紫金山・アトラス彗星をご覧いただけます。なよろ市立天文台での彗星観望会は2023年1月のZTF(ズィーティーエフ)彗星以来、約2年ぶりの開催です。この機会に彗星をご覧になりませんか。
紫金山・アトラス彗星は、2023年1月9日に中国の紫金山天文台で発見され、同年2月22日に観測プロジェクト「小惑星地球衝突最終警報システム(アトラス)」によって確認されました。2023年1月前半(A)の期間内で3番目に発見された彗星ということで「C/2023 A3」という符号が付けられています。太陽系を大きく取り巻いている氷の天体の集まり「オールトの雲」に由来する彗星と考えられています。
2024年9月27日に太陽に最接近し、その後、10月中旬に北半球で観測しやすい位置に移動します。その時の明るさが2~3等級と、近年の彗星有数の明るさになると予想されています。
なよろ市立天文台 屋上観測室など
観覧料のみ
申し込み不要です。当日、天文台受付へ直接お越しください。