2023年6月24日(土曜日)、「シン・天文講座」が開かれました。北海道教育大学旭川校教授 関口 朋彦氏が講師を務め、太陽系小天体の基本から最新の宇宙探査ミッションに関することまで、ピリカ望遠鏡(北海道大学所有)による成果も交えながら、ホットな話題を紹介しました。また、当日会場までお越しいただけない方向けに、オンライン(YouTube)によるライブ配信を実施しました。
「シン・天文講座」とは...専門家による一歩進んだ天文学を、世話人(ファシリテーター)と一緒に学べる新しいスタイルの天文講座です。より深く学べるようにファシリテーターがお手伝いします。
「はやぶさ」、「はやぶさ2」がそれぞれ探査した「イトカワ」、「リュウグウ」といった小惑星や、2020年に地球に接近した「ネオワイズ彗星(C/2020 F3)」といった彗星など太陽系に数多く存在する「太陽系小天体」は、太陽系起源の謎を解く鍵を握る重要な天体です。本講座では、太陽系小天体の基本から最新の宇宙探査ミッションに関することまで、ピリカ望遠鏡(北海道大学所有)による成果も交えながら、ホットな話題を紹介します。
関口 朋彦 氏(北海道教育大学旭川校 教授)
〈ファシリテーター:内藤博之(なよろ市立天文台)〉
ヨーロッパ南天天文台(ESO)、国立天文台などを経て現職。博士(理学)。太陽系小天体(彗星・小惑星)の可視光・赤外線・電波での観測研究。特に太陽系外縁部の氷天体や彗星核、特異小惑星を専門的に研究を行っている。はやぶさ2やHeraをはじめ太陽系天体の宇宙探査ミッションでも活躍。
なよろ市立天文台(レクチャールーム)
どなたでも(小学校4年生以上おすすめ)
無料
不要(直接会場までお越しください)
当日会場までお越しいただけない方向けに、オンライン(YouTube)によるライブ配信を実施します。オンライン視聴は事前登録制(定員30名)です。
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全国同時七夕講演会2023(主催:日本天文学会、共催:日本天文教育普及研究会)の登録講演会です。