今年3度目の「月面X」を見ることができます。今回の月面Xは19時30分ごろが出現のピークとなりそうです。完全な「X」の形になるまでの間には、漢字の「火」にも見えることもありますので、形の変化も注目してください。
「月面X」は、月面でアルファベットの「X」のような形が輝いて見える現象です。これは、月の表面にある「ブランキヌス」、「ラカーユ」、「プールバッハ」という、3つのクレーターの外壁によってできた地形に、上弦の月の頃、特定の方向から太陽光が当たること出現します。なお、「月面X」は、上弦の月の頃になれば、かならず見られるわけではありません。
「月面X」は、2004年にカナダ人のアマチュア天文家が、たまたま気づきカナダの天文雑誌やインターネットで報告したことで有名になりました。
※上記の時間は出現ピークです
当日直接天文台においで下さい。参加費は観覧料のみです。
18時30分ごろからYouTubeLiveにて月面Xの様子を配信します。