天文イベント情報

2016年 火星観望会

観望会について

 火星は地球のすぐ外側にあり、昔から良く知られる赤い惑星です。火星は約2年で太陽の周りを回っており約2年2ヶ月ごとに地球に接近をします。
 火星の軌道はやや楕円を描いているため、接近距離は、その接近ごとに違います。2018年が大接近となるため、前回よりも見かけの大きさは大きくなります。望遠鏡では火星の表面の模様なども見ることが出来ます。是非この機会に見てみませんか?今回の最接近は5月31日、最接近距離は7527万9709kmです。

2014年4月8日に撮影された火星

火星 2014年4月8日に撮影

火星の模様

火星の表面は薄い部分と濃い部分があり、模様となって見えています。昔の人は、これを運河ではないかと考え、知的生命体もいるのでは?と推測した人たちもいました。

日時

場所

当日天文台においで下さい。参加費は観覧料のみです。

注意事項

  • ・夜はまだまだ肌寒いです。暖かい服装で参加下さい。(名寄での5月の平均最低気温 4℃)
  • ・会場内の遊具等の利用は危険ですのでご遠慮願います。
  • ・会場内の車等に関わるトラブルは、自己責任となります。

当日の名寄市から見える星空の様子

2016年3月から8月までの地球と火星の位置関係

2016年3月から8月までの地球と火星の位置関係

各接近時の地球と火星の位置関係

各接近時の地球と火星の位置関係

当日、午後8時ごろの夜空のようす

 観望会期間中「火星」は名寄市から見ると、南の低い空に見ることができます。ちょうど、「てんびん座」と「さそり座」の間で輝いています。

部分日食現象中の20分ごとの太陽の位置

AstroArts ステラナビゲーター10にて作成