天文イベント情報

2011年 春の天文教室 講演会

 渡部重十教授に金星探査機「あかつき」についてを中心に、日本の惑星探査機について、ご講演をいただきました。お客様から、質問も出まして有意義な講演になったかと思います。
 これからも、このような講演会などを企画していきますので、どうぞご参加ください。

講演会について

 春の天文教室 講演会として、北海道大学の渡部重十教授に日本の惑星探査についてご講話いただきます。
 渡部教授は、金星探査機「あかつき」のカメラに深くかかわっていらっしゃいますので、昨年12月の金星周回軌道投入についてなど詳しいお話が聞かれるかもしれません。一般のお客様向けの講演会ですので多くの方のご来館をお待ちしております。

日時

場所

当日直接天文台においで下さい。参加費は入館料のみです。

注意事項

  • ・会場内の遊具等の利用は危険ですのでご遠慮願います。
  • ・会場内の車等に関わるトラブルは、自己責任となります。

演題「日本の惑星探査機 -成功と失敗から学ぶ-」
 小惑星探査機「はやぶさ」の帰還にわいた昨年。大きな期待を背負った金星探査機「あかつき」は金星軌道に入ることに失敗しました。
 「はやぶさ」の成功、「あかつき」の失敗・・・日本の惑星探査について語ります。
演者:北海道大学 渡部 重十 教授
 1953年に十勝の幕別町に生まれる。東北大学大学院理学研究科博士課程修了(理学博士)。その後文部省宇宙科学研究所や、カナダ国立科学院ヘルツベルグ宇宙物理学研究所の研究員、東北大学助教授を経て、1998年に北海道大学教授となり、現在に至る。
 火星探査機「のぞみ」に搭載した紫外線分光器や金星探査機「あかつき」に搭載した紫外線イメージャの開発責任者。