冬の星座

北極星と沈まないカシオペア座

28mmレンズ、北母子里で撮影

名寄市周辺は北緯４４度なため、カシオペア座のW
を形作る星は、一年中沈まないで見ることができま
す。ちなみに沖縄だと、Wの星達は全て地平線に沈
んでしまいます。

おうし座

35mmレンズ、北母子里で撮影

牛の顔で赤く輝く星は一等星の「アルデバラン」
その回りには小さな星がたくさん集まり「ヒアデ
ス星団」と呼ばれています。
また、牛の肩付近には有名な「プレアデス星団」
日本では古くから「すばる」と呼ばれています。

35mmレンズ、北母子里で撮影

冬の代表的な星座、わりと明るい星で形作られてい
るので、見つけやすい星座の一つです。
特に真ん中付近の三つ星は目立ち、この並びが南の
空に見える頃、道北は極寒期となります。

大犬座の主星「シリウス」

口径16mの望遠鏡、下川町サンルで撮影

冬の天の川の中で最も明るく輝いているのが、シリウスで
全天に輝く夜空の星中、一番明るい星です。
このように明るく見られるのは、太陽から近い距離にあるた
めで、夜空に輝いている多くの星の中では、平凡な大きさの
星に過ぎません。