新天文台の内部




新しい天文台の施設紹介をします。

駐車場・入り口は建物の北側になります。
入り口の右側には事務室があり、まずそこで入館券をお買い求めください。
入り口を入ると、まず目の前に展示コーナーがあります。 展示コーナーには故木原先生の使用した望遠鏡や、現プラネタリウム館で使用している プラネタリウム投影機が展示される予定です。 さらに、大型ディスプレイで、リアルタイムの太陽の映像や、星の映像が表示されます。
入り口を入り、左へと曲がるとプラネタリウムのドームへと進んでいきます。 最新のプラネタリウムが設置される予定で、通常の星空投影だけでなく、リアルタイムの空の映像や、 CG 映像、望遠鏡で見える映像などを投影することもできます。 5.1ch オーディオシステムを採用することで、迫力のある、音響を楽しめます。
さらに、このプラネタリウム館では、研究会や、コンサートも行えるようになるでしょう。

入り口を入り、右へと曲がるとレクチャールームがあります。 普段は約 50 人を収容できるレクチャールームなのですが、展示コーナーとの間の間仕切りを移動することによって 約 100 人収容できるようになります。 ここでは、天文教室が開催されたり、研究会が行われる予定ですが、 高音質の音響システムを設置することで、ライブなどのイベントも行えるようになります。 生の音楽を聴きながら星空を眺められる天文台となるでしょう。

レクチャールームの奥に、エレベーターと階段があり、2階へと昇っていけます。

エレベーター・階段で2階に昇ると、目の前の窓の外に屋上天体広場が見えます。 屋上に出るには左に曲がって進んだ正面の扉から出ることになります。 扉の手前には、研究室があり、長期観測研究者の滞在場所になります。
外に出るとまず、目の前にスライディングルーフ観測室があります。 この観測室には、口径 50 cm の望遠鏡、40 cm の望遠鏡、25 cm の望遠鏡など、様々な望遠鏡が設置されます。 見たい天体に合わせて、望遠鏡を変えて楽しむことができます。
屋上天体広場では、生のプラネタリウムが楽しめます。 また、名寄市も一望できるかもしれません。 望遠鏡を出して星を見ることも出来ます。 様々なイベントを行える広場となるでしょう。

エレベーターホールから右の方へと向かうと、メインの観測室と観測室内の望遠鏡を操作する操作室があります。 こちらへは靴を脱いでいただき、スリッパで入っていただくことになります。 操作室の中には精密機械が置かれることになるので、一般の方の入場はできませんが、中を覗くことはできるかと思います。 観測室には、扉を通って入っていただきます。 これは、観測室内が外の気温と同じ気温になっているためです。 すばらしい星の映像をご覧頂くためのものですので、ご了承ください。
観測室内には、大きな望遠鏡が設置されることになっています。 口径が約 1.5 m の大型望遠鏡で、北海道内では1番、全国でも上位に入るサイズとなる予定です。 普段見ることの出来ない、写真でしか見たことのない、そんな天体が自分の目で実際に見ることができるはずです。