3月7日、木原天文台で撮影成功!!
池谷-張(チャン)すい星が見られます。戻る

2002年2月1日の夕方、静岡県の池谷薫さんと中国の張(チャン)さんが、9等星の新すい星
を発見いたしました。このすい星は、3月〜4月にかけて西空の低空で肉眼で見られる期待が
持たれていています。

 ここ近年日本人が眼視でのすい星発見は、2000年12月に熊本県の宇都宮章吾さんの発見
以来です。また、池谷さん自身は35年ぶり6個目の発見で、1965年の「池谷・関すい星」発見
は20世紀最大の大すい星として世界中で見られました。

名寄市立木原天文台の冷却CCDカメラがとらえた・池谷・張すい星
25cm に冷却CCDを取り付け撮影、露出20秒×40枚合成
3月13日
25cm に冷却CCDを取り付け撮影、露出30秒×10枚合成
3月8日
300mm望遠レンズ・冷却CCDカメラ(ST9E)で、90秒露出
カラー合成撮影 2002年3月7日
(アストロアーツ・ステラナビゲーター Ver5 にて作成)
5日毎の池谷・張(イケヤ・チャン)すい星の動きで、各日とも午後7時10分の名寄から見たようす、(黄色は日付)