2020年9月30日(水曜日)から10月4日(日曜日)、お月見観望会が開催されました。 中秋の名月の1日や満月の2日はあいにくの天気でしたが、前後の日は晴れた日もあり、秋の夜の月を楽 しみました。10月にはもう一度満月があり（31日）、この時は、今年の満月で一番小さい満月となります。
お月見観望会の様子
閉館後に現れた満月
秋といえば…食、読書、芸術など、様々なものが思い浮かびますが、忘れてはならないのがお月見ではないでしょうか。 秋の満月前後の月は、空の高すぎず、低すぎず、お月見をするにはちょうど良い高さとなります。今年の中秋の名月は10月1日（木曜日）です。是非、秋の夜長にお月見をしませんか？
2019年の中秋の名月（2019年9月13日 撮影）
旧暦では、月の満ち欠けをもとに暦を作っていました。旧暦の秋は7月～9月となっており、 8月15日がちょうど 秋の真ん中「中秋」となります。この日に昇る月のことを「中秋の名月」と呼びます。
中秋の日の夜のことを「十五夜」と呼ぶこともあります。 月の満ち欠けをもとにした暦の旧暦では、新月の日が1日目となります。 その新月の日から数えて、15日目の夜のことを「十五夜」といいます。
中秋の日(十五夜)に見る「中秋の名月」では、満月ごろの月を見ることができます。 あくまで満月ごろであり、「満月」というわけではありません。2020年の場合、中秋の名月は10月1日で、満月は翌日10月2日です。（2021年から2023年の間は、中秋の名月と満月は一致します。）
| 年 | 中秋の名月 | 満月 |
|---|---|---|
| 2019年 | 9月13日 | 9月14日 |
| 2020年 | 10月1日 | 10月2日 |
| 2021年 | 9月21日 | 9月21日 |
| 2022年 | 9月10日 | 9月10日 |
| 2023年 | 9月29日 | 9月29日 |
| 2024年 | 9月17日 | 9月18日 |
| 2025年 | 10月6日 | 10月7日 |
なよろ市立天文台
観覧料のみ
お月見観望会の申込、定員、館内でのご案内は、現在行っている予約制の望遠鏡見学・天体観望と同じになります。
詳しくは、 開館後の対応について（予約導入について） をご覧ください。
例年行っていた、お月見餅の無料提供は、コロナウイルス感染症対策のため行いません。
AstroArts ステラナビゲータ10にて作成
