北大理学研究科と名寄市が
相互協定を結びました!
 
2005年12月9日
Back
 12月9日、北海道大大学院理学研究科と名寄市が相互協力協定書の調印式が名寄市役所で行われました。
名寄の星空を同大学院生の研究の場とするほか、大学院生と地元の児童生徒との親交を深め、地域の活性化
にも大きな期待がもたれます。
 これまでにも市立木原天文台を活用し、理学研究科と天体観測で協力しており、今年9月には同大学による光フ
ァイバー敷設により、北大と木原天文台とが直結し高速データ通信が可能となり、北大から天文台の望遠鏡を遠隔
操作し観測することが可能となりました。
 8月には木原天文台と大学院生が協力し、太陽系外惑星の検出に成功しています。
 協定による相互協力事項は、大学院生の宇宙観測やデータの活用をはじめ、地域振興に関することなどが盛り込
まれています。
 調印式では、島多慶志市長と北大大学院理学研究科の渡部重十教授が協定書を交換。今後の相互協力に期待
を込めて固い握手を交わしました。

★「北大時報」2006年1月号での掲載文

協定書を交換する島市長と渡部教授